キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

5歳児の質問

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本日の研究会の発表内容は以下の通りです。

小沼
Sniehotta et al.
Long-term effects of two psychological interventions on physical exercise and self-regulation following coronary rehabilitaion.
International Journal of Behavioral Medicine 2005;12:244-255.


Kramer et al.
Social and emotional learning in the kindergarten classroom: Evaluation of the strong start curriculum.
Early Childhood Education Journal 2010;37:303-309.

飯尾
Christakis et al.
Improving parental adherence with asthma treatment guidlines: a randomized controlled trials of an interactive website.
Academic Pediatrics 2012 in press.

研究進捗状況発表 ⇒ 斎藤・堀内・島崎・有田

現在,小児ぜんそくの患者教育に関する臨床介入研究が進行中です.集団介入と異なり,本研究は個別介入であるため,一度に多人数にアプローチすることができません.本研究では,研究の対象基準を満たす方一人ひとりをリクルートし,そして患者教育介入を行っています.目標人数までにはまだまだ時間を要しますが,頑張って研究を進めていきたいと思っている今日この頃です.

さて,そんな研究リクルート時にあった微笑ましい出来事をご紹介します.5歳女児,そのお母さん,私の三人の場面で

母:先生に質問があるのですが…
「女の人でもお医者さんや医療者になれますか?」
というのも,娘は今まで病院では男の先生が担当のことが多かったのでこういう仕事は男の人の仕事だと思っていたみたいなのですが,(NHKの連ドラの)梅ちゃん先生を見て,女の人でもなれるのかが聞きたいみたいで…」

子:女の人でもお医者さんになれますか?
イ:なれるよ!

こんなやりとりがありました.病気の有無にかかわらず,未来の担い手である子どものまっすぐな質問と輝いている目をみて,なんだか「ほっこり」したひと時でした.

(文責:D3 飯尾)

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