25 Nov 2009
博士課程1年の斎藤です.
あとひと月でクリスマス!…などとはしゃいでいる場合ではありませんね.今年ももうひと月しかないなんて本当に時間の流れの速さを感じます.
さて,本日の研究会は先生と学生合計8名が発表しました.先週先生の”カツ!”がはいったので身を引き締めて臨みましたが,私はみごと撃沈….論文を読みこんで皆さんにわかりやすく説明できるようさらに精進しなくてはいけないと反省しました.
本日の発表は以下の通りです.
(発表順)
1. Innovation in clinical method:diabetes care and negotiating skills(藤澤)
2.C an a Motivational Intervention Overcome an Unsupportive Environment for Walking(斎藤)
3. The transtheoretical Model:An approach to behavioral change(緑川)
4. A study of violence prevention program in Prekindergarten classroom(新倉)
5. Investigating message-framing effects in the context of a tailored intervention promoting physical activity(上村)
6. Using focus group in the consumer research phase of a social marketing program to promote moderate-intesity physical activity and walking trail use in Sumter Conty, South Carolina(竹中)
7. “Be active, eat right” evaluattion of an overweight prevention protocol among 5-year-old children: design of a cluster randomized controlled trial(原)
8. Testing the senior exercise self-eficacy project(SESP) for use with urban dwelling minority older adults(細井)
さて,私は先週から先生の授業の学生を対象とした2週間のウォーキングプログラムの解析をしています.
目的地に到達するためにいつもと別のルートを通るなどして1日1回10分継続歩行を行うルート歩行群と,生活の中で歩数を増やす工夫を行う生活歩行群を統制群と比較しました.
統計処理が苦手な私は四苦八苦….でも,やっと先ほど生活歩行群の有意な歩数増加が判明し,嬉しさ一入です.
生活歩行群には具体的に歩数を増強するヒント集を提供したのですが,ほとんどの参加者が階段を使ったり,遠めのスーパーに行ったりとそれぞれ工夫して歩数を増やす努力をしていました.毎日の小さい努力の積み重ねが結果に表れるものですね.そして介入を行う側は,参加者に無理のない具体的な方法を提示することが大事であるということも実感しました.
今回の実験結果から得られたことは,現在開発中のコンピューターを使ったウォーキングプログラムにも生かしたいと思います.
それにしても…統計を勉強しないと…です。
文責:斎藤めぐみ
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