キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

臨床スポーツ医学会シンポジウム

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昨日は,神戸国際展示場で開催された臨床スポーツ医学会「年代別にみた小児のスポーツ」というシンポジウムに話題提供者として話をさせて頂きました.私の他には,乳幼児の水中運動を話された先生,思春期におけるスポーツ活動と大人になってからの健康について話された先生,そして心臓病を有する子どものスポーツ活動について話された先生がいらっしゃいました.私は,行動変容のさせ屋,「interventionist」という立場で話をしました.子どもにとって,運動や身体活動は健康づくりやメンタルヘルスにもよい,エビデンスはいっぱい示されている,わかった,じゃどうすれば普及できるのかということ,特にスポーツ少年団とかスクールに入っていない子どもには,多様なアプローチが必要であること,また親への啓発の重要性,特に健康によい,スポーツしたら精神力も強くなるという体育・スポーツ一辺倒の価値観だけでは説得に限界があることも合わせて述べさせて頂きました.

現在,日本体育協会スポーツ医・科学専門委員会で「わが国の子どもにおける身体活動・運動の行動目標設定と効果の検証」という研究プロジェクトを担当しており,様々な分野の研究者に参加頂いて研究を続けてきました.このプロジェクトでは,単にエビデンスを示すだけで終わらないで,その行動目標をどのように普及啓発していくかもテーマになっています.近くその一環として本を刊行する予定になっています.12月初旬が原稿の締め切りなので,そろそろ書き始めないと・・・・と考えている今日この頃です.

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以下の動画は,早稲田大学応用健康科学研究室(代表:竹中晃二)が製作したものです。イベントなどでお使いの場合は,その旨を明示してお使いください。

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