キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

今後の研究

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 グラスゴーでは,あっという間の10日間でした.いろいろなミーティングやセミナーに参加し,まだ整理はできていないのですが,別の視点でこういうこともやりたいなあという好奇心がわいてきました.帰ったらしばらくは目の前の仕事に追われるので、本日は出発前に整理を行っているところです.昨日はiCONNECT関連の日英比較研究についてNanetteと話し合いました.ちょっと大きな研究になりそうなのでまずは多方面の専門家から意見収集が必要だと思っています.

それにしてもスコットランドの大学のProfessorというのは絶大な能力と権限を持っているものだなと思いました.三十数名いる研究ユニットのリストには,Professor Nanette Mutrieと”Professor”と名がつく教員は彼女しかいません.こちらでProfessorになるには100以上の研究論文が必要というのはよくわかりましたし,例えばDeanなど役職はadministrationの仕事に集中し,Professorは研究教育に特化した仕事という感じなのでしょう.ということは,Professorはいろいろな雑用に振り回されずに研究に集中できており,研究費を多く集めて,研究員を増やし,授業料が無償となっている博士課程の院生も優秀な人が集まってくるという図式です.

写真はMutrieの院生たちが集まる部屋に貼ってあったものです.興味深く読みました.

 

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

お知らせ

以下の動画は,早稲田大学応用健康科学研究室(代表:竹中晃二)が製作したものです。イベントなどでお使いの場合は,その旨を明示してお使いください。

NEW

学校ポジティブ教育で用いる児童用資料

検索