日曜日に盛岡に行き、関係者からお話を伺い、月曜日の早朝から山田町に3時間少しかけてクルマで連れていってもらいました。鉄骨の骨組みや鉄筋の建て物を除いて、がれきは相当片付けられていましたが、多くの建物が根こそぎ引っぱがされているみたいで何とも言えない気持ちになりました。小学校を数校回ってお話を聞くことができましたが、海抜13メートルに建てられていた小学校が壊滅し、ここには16メートル以上の津波が来たということでした。でも、教員の皆さんは前向きで、少々安心しました。ただ、皆さんは、御自分も被災者であるにもかかわらず、震災以来、子どもや学校再開のためにずっとがんばってこられたので、休憩やストレスマネジメントに励んでいただきたいですね。

現在、「教師のためのストレスマネジメント教育ガイドブック：日常ストレスから被災ストレスまで（仮題）」を8月下旬の出版に向けて作成中です。この本の中には、今回お会いした人たちの原稿もいくつかでてきます。できあがったら紹介しますが、いまは作成作業に集中します。