16 Mar 2011
先ほど、福岡から帰ってきました。計画停電の影響のために電車で羽田空港に行けないということが予測できていましたので、一昨日に羽田近くのホテルを予約し、いざでかけようとしたらはやくも電車が止まっていました。仕方なく自宅近くからタクシーでホテルまでたどり着き、一泊した昨日は福岡行きの飛行機の座席に座って、さあ行けると一息ついたのも束の間、燃料系にトラブルがあったため滑走路近くでしばらく止まり、結局はゲートにもどってきました。予定より2時間遅れで出発し、連絡していましたので福岡市の職員さんが空港で待ち構えていて、クルマで会場へ、そして打ち合わせも顔合わせもわずかで講演が始まりました。その後、シンポのコーディネータ役を務めさせていただきました。
私の講演はともかくとして、シンポはそれぞれの分野で熱心に活動されている人たちが集まっていて、おもしろい内容でした。1人目の発表者は子ども会活動を中心としたご発表で、この活動は子ども会活動だけでなく子どもを「だし」にして地域を育てるという感じで勉強になりました。親を引っ張り出す仕掛け、そして子どもの連帯を生む仕掛けを見せてもらいました。2人目の発表者はPTA会長さんで、親とこどもが一緒に楽しむ親子塾の内容や指導について、3人目の発表者は、プロサッカーチームのアビスパ福岡の専務取締役で、この方はこどもに対するスポーツ振興について熱く語っておられました。最後の発表者は、元校長先生で、放課後の校庭を利用した「ワイワイ広場」活動を普及され、いくつかのイベントを挟みながら、基本は子どもを自由に遊ばせる活動を主催している方でした。みなさん興味深いお話しばかりで、コーディネータとしてはまとめるのが大変でした。
この講演・シンポは、福岡市および福岡市教育委員会の関係部署(以下)によるワーキングが中心となって企画されたもので、福岡元気ッズ!プロジェクトのキックオフイベントとして実施されたものです。
市民局スポーツ振興課、スポーツ事業部、コミュニティ推進課/
こども未来局こども育成課、子育て支援課、保育所指導課/
教育委員会学校指導課、施設整備課/住宅都市局公園計画課/
東区企画振興課/(財)福岡市体育協会事業課
結局、こういうように様々な分野が同じ目的のために集うコラボが必要なんだなということがよくわかりました。だからこそ、一般の人にも広がっていくんでしょうね。
私は、習い事、競技スポーツでもない、体育でもない「第3の活動」という言葉を売り込みました。今後は、親や大人に対してはその根拠をわかりやすく示し、子どもに対しては動きたいという欲求や衝動を引き出せるように、「第3の活動」のカリキュラムをきちんと整えなければいけないと強く思いました。
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