21 May 2008
一昨日の19日は,ある企業の健保スタッフ(保健師さん12名,看護師さん2名,衛生管理者さん3名,後関係者数名)を対象に,「行動変容」に関する研修を1日かけて行ってきました.朝の9時過ぎから昼食1時間を挟んで夕方5時半まで,そしてその後の懇親会というように受ける方も提供する我々もきつい研修でした.もちろん,私一人ではすべてまかなえないので,研究員の大場さん,博士課程の藤澤にも協力してもらい,また司電子株式会社さんからも,共同で開発しようとしている行動変容タッチパネルプログラムの試作器も紹介したりと,大変盛りだくさんの内容でした.ポピュレーションアプローチに関連して効果的な印刷物の作り方やメッセージの開発,情報伝達の手段など,現在,私たちが手がけている内容も紹介し,また動機づけ面接など個別に行う面接法,バリア要因の克服を意図した面接など実習もいれて行いました.多くのことを紹介したかったので,結局,実習に十分時間がとれずに,参加された皆さんは消化不良だったかもしれません.しかし,こういう現場のスタッフと話をしていけば,現場で何が必要とされており,そして私たちに何が足りないのかがわかってきます.大変疲れていて,またワインもよくまわり,電車のつり革に目をつぶってぶら下がりながら,やっと自宅にたどり着いた次第です.変なおじさんにならないように気をつけたいものです.
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