24 Apr 2008
昨日の研究会では,自分の担当ペーパーの中でも特に「メッセージとメッセージング」について発表しました.現在,徳之島伊仙町において,健診受診者を増やす,またその後の予防行動を実施させるアプローチとしてポスターやリーフレットによる介入を準備中です.すでに住民,またその下位集団(たとえば,農業従事者や中年パート女性)からどういうメッセージに反応しやすいのか,また彼らがその情報に最も接しやすい場所などを調査しており,現在,ポスターに使うメッセージやイラストについて検討中です.今回発表したメッセージとメッセージング(情報伝達方法)の原理原則は欧米ですでにある程度体系化されており,私たちもこのような知見に注目しています.世田谷区におけるスモールチェンジキャンペーンもひかえ,こういった知見は大変役にたちます.ポピュレーションアプローチでいかに効果を高めていくのか,教室タイプ,個別対応とは別にこういったアプローチにも行動変容の知恵をフルに使っていきたいと思います.
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。