キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

研究室が、いい雰囲気になってきています

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、博士課程の上村です。

今週の「研究室便り」の担当なのですが、実をいえば、現在、「研究室便り」を書けるほど研究室に通っておりません…。

昨年4月に子どもが誕生したため、昨年度後期は大学院を休学し、今年度前期から学籍を復帰させました。
そこで、まずは週1回研究会への出席から、こころと身体と生活のリズムを作ろうという、リハビリ(?)の真っ最中なのです。

竹中研究室のテーマである「行動変容理論とそれにもとづく介入」は、健康行動に限らずさまざまな行動に適用可能です。私が今チャレンジしている「産休・育休状態からの復帰」にももちろん適用可能…ということで、たとえば意識し続けるための工夫として、トランスセオレティカルモデルの変容プロセスから、刺激コントロール(目につく場所に読みかけの英語論文を置いておく)などを実践し、その効果を検証しているところです。

研究室に行くたびに、建物外の緑が濃くなり、それぞれの研究が活気づいて、いい雰囲気になってきていることがよくわかります。はやく、私もその雰囲気を醸し出せる一員になりたいなあ…。

*******
17日の研究会の発表は以下の通りでした。
竹中先生 Bodenheimer, T, Davis, C. and Holman, H.(2007) Helping parents adopt healthier behaviors. Clinical Diabetes, 25, 66-7.
原さん Haerens, L., Maes, L., Vereecken, G. Henauw, D.S., Moreo, L. and bourddeaudhuji, I. D.(2009) Effectiveness of a computer tailored physical activity intervention in adolescents compared to a generic advice. Patient Education and Counseling.
前場さん Wise, J. B., and Trunnell, E. P. (2001) The influence of sources of self-efficacy upon efficacy strength. Journal of sport & exercise psychology, 23, 268-280.
飯尾さん Shegog, R., Bartholomew, L. K., Gold, R. S., Pierrel, E. , Parcel, G. S., Sockrider, M. M. et al. (2006) Asthma management simulation for children: Translating theory, method, and strategies to effect behavior change. Simulation in Healthcare, 1(3), 151-159.

(文責:上村)

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

当NPO法人では、外部への情報発信の一環で、「健康経営ちょこっとオンライン講座」:生活習慣病予防とメンタルヘルス不調予防の2シリーズを制作しました。
視聴をご希望の方は、本ホームページ上部右にあります『お問い合わせ』からオンライン講座視聴希望と記入し、氏名、年齢、職業、メールアドレスをお知らせください。
事務局からそれぞれのシリーズについてのurlをお送りします。

お知らせ

以下の動画は,当NPOが最近開発したものも含まれますが、大半は旧早稲田大学応用健康科学研究室(代表:竹中晃二)が製作したものです。
イベントなどでお使いの場合は,開発元の当NPOの名称およびホームページurlを明示してお使いください。

NEW

NEW

学校ポジティブ教育で用いる児童用資料

検索