キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

第11回研究会

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博士後期課程3年の藤澤雄太です。

私が行っている研究は,身体活動量の増加を目的とした面接場面における,対象者(若年女性)の発話内容と認知的変化の関連についてです。
例えば,面接の中で,「私は今よりもシェイプアップして,動ける体になりたい!」とか,あるいは「最近スポーツしたりして汗をかくことがないから,週に1回でもいいから思い切り汗をかいて動きたい」と言う人たちと,「最近疲れているし,時間もないから今運動はしなくていいや」と言う人たちとでは,運動を実施することに対する自信などに影響がでるのではないかと思っています。
このような,対象者の発話内容を分類し,「変わることに対する意欲」に関連した言葉の数と認知的変数の関連について現在研究を行っています。これにより,個別面接の場面において対象者からどのような言葉を引き出すことが行動変容を促しやすいのかがわかり,より効果的な面接が実施できると考えています。
現在は若年女性を対象としていますが,看護師である私は将来的には患者さんを対象として研究していきたいと思っています。

さて,アップが遅くなりましたが,先週水曜日の研究会の発表者と内容は以下の通りです。

藤澤雄太(D3)
Bennett JA et al. Motivational interviewing to increase physical activity in long-term cancer survivors.

新倉季(M2)
Norris R et al. The effects of physical activity and exercise training on phychological stress and well-being in an adolescent population.

村山直子(M1)
Hung T et al. A diet and physical activity intervention for preventing weight retention among Taiwanese childbearing women: a randomized control trial.

細井俊希(D2)
Black SJ et al. Is achievement of short-term goals a valid measure of patient progress in inpatient neurological rehabilitation?

飯尾美沙(D2)
Peterson-Sweeney K et al. The effect of family routines on care for inner city children with asthma.

上村真美(D2)
Meyers-Levy J et al. Exploring message framing outcomes when systematic, heuristic, or both types of processing occur.

(文責:D3藤澤雄太)

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