キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

夏休み前

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例年にない猛暑日が続いていますが、研究室では気持よく夏休みをむかえられるように、研究室メンバーで小そうじを行いました。

私は、小児喘息の患者教育に関する研究を行っていますが、博士論文における研究の構成上、いくつかの研究を同時進行で行っています。今回、秋に遂行予定の研究をご紹介します。

昨年度提出した修士論文における課題として、喘息患児やその保護者への教育のみでなく、彼らに関係する学校関係者や周囲の人々に対するアレルギー疾患の普及啓発が挙げられました。
現在の教育現場においては、3割の児童が何らかのアレルギー疾患を持っていると言われています。級友がアレルギ-疾患に対する知識や理解がないために、アレルギー疾患患児へのいじめや、疎外感を感じるなどの問題が生じています。
そこで、小学校においてアレルギー疾患の普及・啓発および小児生活習慣病予防を目的として、養護教諭による健康教育を実施する予定です。
現在、倫理委員会への書類提出を済ませ、来月には研究協力校で打ち合わせなどを行い、秋に実施、その後フォローアップ…と続いていく予定です。健康教育を通して、健常児およびその保護者のアレルギー疾患への理解が少しでも深まってほしいと思っています。

(文責:D1 飯尾)

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以下の動画は,早稲田大学応用健康科学研究室(代表:竹中晃二)が製作したものです。イベントなどでお使いの場合は,その旨を明示してお使いください。

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