22 Dec 2016
今年残すところ僅かになりました。
日本健康心理学会の2013~2015年度の3学術大会にわたり,「健康づくりに関する情報の効果的な伝達方法」といったテーマでワークショップとシンポジウムがおこなわれました。
私(島崎)も2014年度の大会でワークショップ,2015年度のシンポジウムで指定討論を担当させていただきましたが,その際の発表内容を中心にまとめた内容が日本健康心理学会の機関誌,Journal of Health Psychology Researchの特集号としてまとめられました。
そうそうたる著者の先生方の中で,最も若輩者で経験もない私が言うのは大変おこがましいように思いますが,どの論文も特集号ならではの研究者個人の自由な発想に基づきつつも,しっかりとした過去の研究成果,数量的なデータに基づく考察がなされており,特集号全体として大変充実したものになっているのではないかと考えています。理論と実践の両面から,読んでいただけた方にとって何か気づきが得られるようなものになっていれば幸いです。取りまとめにご尽力いただいた三浦正江先生(東京家政大学),大竹 恵子先生(関西学院大学)ありがとうございました(以下,本特集号論文一覧です)。
1)健康心理学的介入を行う際の効果的な情報伝達とは
特集号編集委員 三浦 正江(東京家政大学)・大竹 恵子(関西学院大学)
2)産業領域におけるセルフケア教育:科学的根拠にもとづくガイドラインと実施マニュアル
島津明人(東京大学)
3)高校生を対象としたソーシャルスキルトレーニングの評価研究:尺度作成および効果評価
小栗貴弘(作新学院大学女子短期大学部)
4)健康心理学的介入における情報伝達の在り方:ソーシャル・マーケティングと行動経済学
平井 啓(大阪大学)
5)健康心理学を応用した健康づくりメッセージおよび情報媒体のデザイン
島崎崇史(早稲田大学)
日本健康心理学会会員の方は,J-stage上からダウンロードできます(オンライン公開のみ)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jhpr/advpub/0/_contents/-char/ja/
(文責:助手 島崎)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。