30 Oct 2023
こんにちは。
このたび,健康心理教育実践センターの理事(事務局長)を仰せつかりました,
埼玉医科大学の三浦佳代(みうらかよ)です。
今回は,現在私が行っている健康心理学的な介入をご紹介いたします。
私は,理学療法士ということもあり,地域から体操教室の講師をお願いされることがあります。
みんなで一緒に体操をすると楽しく,皆さん,笑顔で帰られます。
しかしながら,体操をお伝えしてそのままでは,おうちでもやってみる人は何人いるでしょう?さらに,継続して体操を日課にする人は…??
ということで,
今年度は,フレイル予防行動を習慣化させるべく,
①体力測定やアンケートをして自身の体力レベルとフレイルのリスクを知ってもらう。
②社会参加,運動,口腔,栄養の専門家がおすすめのフレイル予防行動をお伝えする。
③自身の体力レベルと生活状況を加味して,やってみようと思うフレイル予防行動を決めてもらう。
④決めたフレイル予防行動のそれぞれについて,「いつ,どこで,どのように実施するか」など,具体的に考えてもらう。
④一ヵ月ごとに,自分で実施してみた感じと,書面での専門家からのアドバイスをもとに計画を修正する。
という介入を行っています。
この取り組みは,12月2-3日にみなとみらいで開催される,「日本健康心理学会第36回大会」でお話しする予定です。
理学療法士としてもっている身体に関する知識と,これまで学んできた健康心理学の知見を融合させて,おもしろいことができたらいいなーと思っております。
(文責:三浦)
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