キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

4月にむけて

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東日本大震災から半月以上が経過しました。被災地においては、津波被害で持病の薬が流され、慢性疾患の薬剤不足が問題となっています。私の研究分野である「ぜんそく」においても同様で、休薬によるぜんそく症状の悪化や、避難所等の環境による発作誘発が懸念されています。

4年前、臨床看護師として働いていた頃に私が新人指導を担当した後輩が、この震災で津波被害が大きかった被災地の自治体保健師として働いています。街の被害は甚大で、彼女も連日働いていると連絡がありました。彼女自身も被災者ですが、被災地で保健師として働く様子をきき、彼女の成長とがんばりが本当に頼もしい限りです。

震災後より、同じ医療者として私は何をすべきだろうとずっと考えてきました。私にできることは、研究活動によってアレルギーの子どもやその家族の命や健康を守るという、間接的援助だと思っています。そんな折、より一層研究をがんばろうと決意したそんな春でした。

(文責:D1 飯尾)

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以下の動画は,早稲田大学応用健康科学研究室(代表:竹中晃二)が製作したものです。イベントなどでお使いの場合は,その旨を明示してお使いください。

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