6 Jul 2022
こんにちは。暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。今学期の研究会も残りわずかとなってきています。私の研究について少しお話をしたいと思います。タイトルにもあるように,妊産婦のメンタルヘルス不調の予防行動について研究をしています。
妊娠,出産,産後は人生の中でもビックイベントであり,生活がガラリと変化するものです。そして,ホルモンバランスも大きく変化するためメンタルヘルス不調が起こりやすい時期とされています。特に周産期うつ病は,世界共通の課題として取り上げられており早期発見,早期介入が重要とされています。私の研究では,早期発見・早期介入だけでなく,妊娠中からの予防特に一次予防に焦点を当てて研究をしています。
妊娠・出産・産後の子育てと心配事やストレスが多い時期ではあります。しかし一方で楽しみも多く幸せを感じる瞬間も多いです。そのため,メンタルヘルス不調を予防する方法として「ポジティブメンタルヘルス」に注目をして研究をしています。また,ポジティブメンタルヘルスの行動を習慣化してもらうためにイフゼンプランを使用したものを考えています。それらを取り入れたリーフレットが「はぴば新聞」です。
現在,都内の総合病院ではぴば新聞を使用した介入研究を実施中です。
妊産婦さん自身がポジティブな場面に目を向けて,妊娠・出産・産後を楽しむことができるよう少しでも役に立つ研究ができるよう頑張ります。
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