キーワード/健康観・健康概念、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)、健康行動、ライフスタイル、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、ウェルビーイング、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ

博論提出迫る

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博士課程3年の前場です。

博士論文提出まで後数か月。思い返してみると、本当にあっという間だった気がします。おおよその目処は立ってきましたが、まだまだ進行中の研究もいくつかあり、提出寸前までデータと格闘することがほぼ確定していますが、悔いのないように取り組みたいと思います。
これまでの研究において、本当に多くの方々にご協力頂きました。先生や研究室の皆さんをはじめ、様々な研究方法や示唆をご教授下さった諸先輩方、そして何より、調査への協力をご快諾くださった高齢者の皆様に、心より感謝しています(感傷に浸るのはまだまだ早いのですが)。

博士論文を基盤として、これから行っていきたい研究の案もいくつか具体化することができました。例えば、運動セルフ・エフィカシーの多元的解釈の試みもそのひとつです。初期ステージの人には開始のためのセルフ・エフィカシーが重要になるのに対し、実行期に入った人には特に継続のためのセルフ・エフィカシーが重要となります。そして、維持期に入った人には一般セルフ・エフィカシーの向上が見込まれ、結果として心身の健康増進を導くのではないか…と考えています。
すべての事象をセルフ・エフィカシーで説明しようとするのはもちろん無理な話なのですが、運動実践のためのクリティカルな変数を同定していくことは今後ますます重要となってくるでしょう。

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以下の動画は,早稲田大学応用健康科学研究室(代表:竹中晃二)が製作したものです。イベントなどでお使いの場合は,その旨を明示してお使いください。

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