3 Aug 2011
博士課程3年の細井です。8月に入り、研究会はしばらくお休み。しかし研究活動は続きます。
私は理学療法士として働きながら大学院に通っています。理学療法士の仕事は、対象者の動作などから障害の仮説を立て、検証するための評価を行い、その評価結果から、問題点に対して理学療法的介入(intervention)をし、効果判定を行います。
この一連の流れは研究と似ています。現在、私は、運動機能障害を有する高齢者に対し、運動をしながら身体機能のセルフチェックもできる運動プログラムを作成し、地域の高齢者の方に実施していただいています。行動科学の理論を応用して介入することで、対象者の運動の継続につながることを期待しています。
理学療法士である限り、研究であれ臨床であれ、対象者の方への介入は続けることになります。今後も、介入者(interventionist)として知識や技術を磨くことで、効果的な介入ができ、対象者のQOLが少しでも向上すればいいなと思っています。
(文責:細井俊希)
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